一気に読んでしまった〜
は〜面白かった。序盤のゆるふわからは想像もつかない修学旅行〜ラストにかけての展開。
軸の天狗絡みの話だけでなく、秋姫を取り巻く人間模様だけでもすごい読みごたえ。
感情を描きすぎないことで作品がすごく深くなっているようにみえる！
ラスト舜ちゃんが大天狗になって帰ってきて高校生秋姫と舜ちゃんを助けに来るところで、天狗道をピシピシ開けたところにいる２つの影が紅葉ちゃんと栄ちゃん？？という説があるらしく…。
そう思って読むともうそれにしか見えない笑
なにそれ！ちょうときめく！！
出てくる人がみんな愛をもって描かれていて描き手の情がガバガバ伝わってくるすごい漫画でした。
何度読み返しても泣いてしまうのは、修学旅行でキツネ化してしまって家に帰れず、行方不明になった秋姫を天狗お父さんとハルナママが迎えに来るところ。
かわりなんていないのよ、というところでグッとグッとグッとくる。
今思い出しても泣ける。
あとはあまつきつねと対峙するお父さんの号泣シーン。
ホールケーキなんて二度と買わんぞ、という言葉に集約される娘と舜ちゃんへのあい…。
ううう。
魂のものづくりタケルの錫杖完成のシーンと、そこから時間軸を振り返るところもすごく揺さぶられた。
バカじゃないって言ってくれる友達がいる、といって決意を固めるタケル。舜ちゃんとタケルの絆の強さ、人間である2人が天狗の秋姫を救うってすごくああもう…。
もっともっといいところはたくさんある漫画だけど私じゃ書きつくせない。読め！
